もえぎグループのあゆみ

平成15年に発足した発達障がい父親の会。

この出会いをきっかけに、幼稚園保育園の園長保育士との勉強会、養護学校の地域コーディネーターの先生方と協力の下、あおぞら共生会会長/全日本手をつなぐ育成会評議会の明石洋子氏講演会、日本理科学工業会長大山泰弘氏講演会など様々な勉強会・講演会を開催してきました。

平成19年からは2600坪の農地を父親20数名で耕作し、子どもたちと作る野菜農園を開設しています。

当時の福祉業界では行政の先導もあり、大規模施設不要論が高まる中、共生社会実現のためとして、地域に密着し細分化された、小規模福祉施設の普及が進みましたが、同時に小規模ゆえサービスの質の低下も懸念されていました。

この質の低下を防ぐため、私たちは地域共生を目指した複合福祉施設を、保護者や近親者の手で実現するべく、平成24年より障害福祉事業の立ち上げを計画します。成長した子どもたちが生活介護から就労B、就労Bから就労Aなどにチャレンジを容易にできる仕組み、あるいは、一旦チャレンジが難しくなってしまった場合にも他所で受け入れられる体制を確立し、就労における一気通貫支援を実現する計画でした。

こうして平成25年5月、グループ最初の障害児通所施設保土ヶ谷もえぎが開所しました。

平成28年2月には、相談支援事業や日中一時支援などの複合施設を開所、翌29年7月1日には就労支援事業を含む複合施設を開所しています。

私たちは複合施設による総合福祉サービスの提供を目指し、これからも取り組みを進めてまいります。

 

TOP