小学1年生から高校卒業までの障がいのある子どもが、放課後や学校休業日に利用する通所型の療育・支援のサービスです。
単なる預かりではなく、集団療育や、学習支援などの個別療育を通して、日常生活でのふるまい方や、集団生活への適応につながる支援を目的としています。
心地よい自分の居場所を増やし、自己肯定感を高め、自立を促し、より充実した未来へ繋がっていくことを目指しています。
障がいのある小学1年生から高校卒業までの子ども
※看護師が常駐していないため、医療行為(痰吸引や投薬など)の提供はできません。個別療育
普段行われている集団療育プログラムとは別に、子どもひとりひとりの特性やニーズに合わせて個別に課題を用意し、専門の職員が実施する療育プログラムです。
個別療育による効果
集中力の向上
机の上で課題をこなすことで、集中力を養います。
信頼感の育成
それぞれの特性を持つ子どもに必要なサポートを丁寧に行うことで、職員との信頼感が高まります。
自己肯定感の向上
本人のレベルに合わせた課題を行い、「ひとりでできた!」という経験を積み重ねることで達成感が生まれ、自己肯定感が向上します。
利用方法
ひとりひとりのレベルに合わせるため、「太田ステージ」という簡易的な検査を用いてアセスメントを行い、課題を設定しています。
実施10分程度
15分
お渡し
30分
お渡し
プログラム例
・対人間への接し方等のトレーニング
・道具(ドライバー、ピンセット、はさみ等)を使う練習
・パズルや積み木を使った認知トレーニング
・ビジョントレーニング
・漢字検定・算数検定への支援
他にも下記のような個別療育があります。
・言語療法
個々の発達段階に合わせて「読む・書く・聞く・話す」ことのスキルアップを目指したことばの療育
・作業療法
「食事をする」「字を書く」「トイレに行く」といった日常生活に必要な基本的なスキル(LST)の向上を目的とした療育
・理学療法
様々な遊びを通して体幹を鍛えたり、身体機能の発達を目的とした療育
地域イベントや保護者参加型の発表会
保護者の方や関係各所、地域の方に対して、育援会もえぎグループが日頃どのようなことを考えて療育を行っているかを知ってもらい、地域に根差して末永く事業を行っていくために、 地域に開かれたイベントを毎年実施しています。
卒業後に繋がる支援プログラム
卒業後に繋がる
支援プログラム
学校休業日や長期休暇期間に、生活能力の向上のための必要な訓練や社会との交流の促進など多様なメニューを設け、本人の希望を踏まえたサービスを提供しています。
プログラム例
資格検定の導入
育援会もえぎグループでは、日々「もえぎ課題」という独自課題と学校での宿題のサポートをする学習支援を行いますが、それとは別に、各種資格検定の受検を積極的に行っています。
資格取得による効果
ひとりひとりの
目標づくり
個人の実力に合わせて目標づくりができるのでやる気がでます。
達成感を得られる
公の資格として書類に記載することができ、努力が形になる達成感を感じられます。
ソーシャルスキル
の向上
試験を受けるという行為により、ソーシャルスキルがUPします。
受験可能な
検定試験
受験可能な検定試験
※かず・かたち検定は就学前までの認知力で受験が可能です。
受験希望者には、プリントや個別療育等で検定指導を行います。個別療育は利用日を追加してマンツーマンでの検定指導が可能です。
ご利用料金
放課後等デイサービスのご利用料金は自治体によって定められています。
サービスを利用した場合、その費用の1割を負担しますが、所得に応じて上限月額が設定されており(下記表参照)、サービスの量(利用日数等)に関わらずそれ以上の負担は生じません。
ご利用料の自己負担分に関しましては、行政の担当部署にお尋ねください。
区分 | 世帯の所得などの状況 | 負担上限月額 | |
---|---|---|---|
生活保護 | 生活保護(又は中国在留邦人等支援法による支援給付)受給世帯 | 0円 | |
低所得 1 |
市民税非 課税世帯 |
障がい児の保護者の年収が80万円以下 | 0円 |
低所得 2 | 低所得1に該当しない方 | 0円 | |
一般 1 |
市民税 課税世帯 |
所得割28万円未満(注1) | 4,600円 |
一般 2 | 所得割28万円以上 | 37,200円 |
(注1) 所得割28万円未満とは、条件等にもよりますが概ね年収920万円未満となっております。
※ 詳しくは、お住まいの行政(市役所・区役所)へお問い合わせください。